色名・別名・系統
| 色名(かな) | 丼鼠(どぶねず) |
| 別名 | 溝鼠(どぶねず) |
| 系統 | 黒色系統 |
丼鼠の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #4C4D4F |
| RGB | R:76 G:77 B:79 |
| CMYK | C:0% M:0% Y:0% K:85% |
丼鼠について
丼鼠は暗めの灰色で、江戸の定番色の一つ
丼鼠とは、暗めの灰色のことです。
元は溝鼠だったそうですが、イメージが悪いため「丼」の字を当てたそうです。
奢侈禁止令の影響で、鼠色が大流行したのですが、丼鼠は江戸時代の定番色ともいえる色だったそうです。
江戸中期から吉井藤吉染見本帳をはじめとする染物見本帳に載るようになりました。
水墨画の濃淡を表す「墨に五彩あり」という言葉が存在しますが、丼鼠はその中の一つです。
濃、焦、重、淡、清という階調の中の、「濃」が丼鼠にあたります。
江戸時代には鼠をペットにすることが流行し、溝鼠に母乳を与えたり、交配させ珍しい色や模様の鼠を生み出すことに夢中になったようです。
「養鼠玉のかけはし」という鼠の飼育本も存在し、人々は鼠の世話に熱心でした。
「白」「玉子色」「藤色」のような色や、まだら模様の「斑」、ツキノワグマのように胸に線が入った「熊斑」、色がくっきり分かれた「はちわれ」のような模様の鼠がいたそうです。
