濡鳥(ぬれがらす)

濡鳥(ぬれがらす) 黒色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 濡鳥(ぬれがらす)
別名 濡羽色(ぬればいろ)、鳥の濡羽色(からすのぬればいろ)
系統 黒色系統

濡鳥の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #000000
RGB R:0 G:0 B:0
CMYK C:45% M:45% Y:45% K:100%

濡鳥について

濡鳥は濡れたカラスの羽の色

濡鳥ぬれがらすとは、純粋な黒色のことです。
雨に濡れたカラスの羽色を意味する色名で、濡羽色ぬればいろともいいます。

烏の羽は構造色を持っており、光の乱反射により青や紫、緑などの光沢を帯びて見えます。
ですが雨に濡れると、表面の羽毛が水を含んで寝た状態になり滑らかになるため、乱反射が減って一層黒味が増し、その黒がより映えて見えます。
濡鳥ぬれがらすは黒さを強調した表現としての色名ですが、紫みの黒という説もあります。

濡れた烏の黒は、日本女性の美しい黒髪を表現する言葉として古くから使われてきました。
健康な黒髪は、水や髪油などを含むと烏の羽のように光の干渉により様々な色が現れたりします。
これを干渉色といい、この状態の美しい黒髪を濡鳥ぬれがらすと表現します。

烏の羽以外に、鶴の羽に由来する「鶴の黒羽色つるのくろはいろ」という色も存在します。