色名・別名・系統
| 色名(かな) | 青丹(あおに) |
| 別名 | 青土(あおに) |
| 系統 | 緑色系統 |
青丹の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #29460C |
| RGB | R:41 G:70 B:12 |
| CMYK | C:45% M:0% Y:90% K:80% |
青丹について
青丹は「あをによし」の「あおに」
青丹とは、暗い黄緑色のことです。
青丹は古代に顔料として使われた青黒い土の色を指します。
青丹の「丹」は赤を表す言葉ですが、ここでは土を意味します。
諸説あるのですが、平安時代に丹を「物を彩るもの」として捉えるようになり、そこから色づけるための土を指すようになったそうです。
青丹は古代の緑系の顔料である岩緑青(孔雀石)の古名にもなっています。
平安時代の配色パターンを示した襲の色目にも青丹があり、「表:濃いめの青(緑) 裏:薄めの青(緑)」になります。
青丹は奈良にちなんだ色名
青丹は和歌に「あをによし」という枕詞で奈良にちなんだ歌に使われることが多いです。
「あをによし」は奈良に都がおかれる前から使われてるそうですが、奈良時代の歌人・小野老(おののおゆ)が大宰府の次官として着任した時に開かれた宴で詠んだ、「あをによし 奈良の都は 咲く花の にほうがごとく いまさかりなり」という歌があまりにも有名だからです。
また奈良は平城のあたりで良質な青土が取れ、それも関係しているかもしれません。
「あおによし」は青丹吉とも書き、これは平城京の柱などに使われた朱色と、都の周りの木々の緑である青色の配色の美しさからきているともいわれます。
