天鵞絨(びろうど)

天鵞絨(びろうど) 緑色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 天鵞絨(びろうど)
別名 特になし
系統 緑色系統

天鵞絨の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #004724
RGB R:0 G:71 B:36
CMYK C:80% M:0% Y:80% K:75%

天鵞絨について

天鵞絨は赤ではなく濃い緑色

天鵞絨びろうどとは、濃く暗い緑色のことです。
「天鵞」は白鳥を「絨」は厚い織物を意味し、これはビロードの生地が光沢のある白鳥の翼を思わせ、伝来した当初は白い絹製の布地だったことに由来します。
この天鵞絨は江戸時代に染められた色で、寛文6年(1666年)に刊行された染色の技術書である「紺屋茶染め口伝書」によると、紺で下染めして刈安で染め重ねた木賊色とくさいろのような色とされます。
天鵞絨にさらに藍を足した「藍天鵞絨あいびろうど紺天鵞絨こんびろうど」という色も存在します。

ビロードは13世紀にイタリアで生まれた絹を使った布地で、元はベルットと呼ばれました。
ビロードという名前はポルトガル語のveludoの日本語読みからきています。
ベッチンとも似ていますが、ビロードは比較的毛足の長い生地で、ベッチンは短い生地になります。

戦国時代のビロードと言えば、織田信長に代表される戦国大名が好んだ派手な赤色のマントを思い浮かべますが、この赤色には猩猩緋しょうじょうひという名前がすでについています。