色名・別名・系統
| 色名(かな) | 千種色(ちぐさいろ) |
| 別名 | 千草色(ちぐさいろ) |
| 系統 | 緑色系統 |
千種色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #518978 |
| RGB | R:81 G:137 B:120 |
| CMYK | C:50% M:0% Y:38% K:40% |
千種色について
千種色は古着の色
千種色とは、青みがかってくすんだ緑色のことです。
浅葱色の古着の上からまた薄藍をかけて染め直すと現れる渋い緑色を指します。
千種は「いろいろな、もしくは雑多な」という意味で、特別何とも言えない色なので千種色、となったようです。
田舎から商家に出された使用人である丁稚小僧のお仕着せや股引きの色は、ほとんどが千種色でした。
井原西鶴の「日本永代蔵」の「世渡りは淀鯉のはたらき」には、「浅葱の上を千種に色あげて」とあり、これは歳末の切ない小商人の暮らしの中で、古着を千種色に染め直しすという、ささやなか喜びについて描写されています。
千種色は明るい青という説もあります
千種は元は千草のことを指し、露草の異名ともされています。
千種色には露草色のような明るい青色だという説もあり、江戸時代の解説書には「花色より薄く、浅葱より濃く、京ではこの色をつきぐさという」とあります。
江戸後期の染色指南書「手鑑模様節用」には、「京師にてそらいろをちくさいろといふ」とあり、京都では露草色や空色のような明るい青色を、千種色と呼んでいたのかもしれません。
