深川鼠(ふかがわねず)

深川鼠(ふかがわねず) 緑色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 深川鼠(ふかがわねず)
別名 深川鼠(ふかがわねずみ)
系統 緑色系統

深川鼠の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #749695
RGB R:116 G:150 B:149
CMYK C:30% M:0% Y:15% K:40%

深川鼠について

深川鼠は深川の辰巳芸者の心意気を表したような色

深川鼠ふかがわねずとは、灰がかった青緑色のことです。
深川の芸者たちが好んだ渋い緑色です。

深川というのは地名のことで、現在の東京都江東区西部あたりにある、富岡八幡宮の門前町のことを深川とよびます。
明暦の大火(明暦三年 1657年)が起こるまでは漁師町でしたが、火事の後、深川は庶民的な繁華街になりました。
威勢のいい職人や材木商の人足たちも多い土地柄から、深川には芸は売っても色は売らない心意気が自慢という辰巳芸者が生まれます。
華美を嫌い、渋さを好んだ深川の芸者衆は、深川鼠ふかがわねずという一見地味なこの色を好んだようです。

深川鼠と関連の深い色名たち

深川鼠ふかがわねず湊鼠みなとねずと同じ色とする説もあります。
江戸時代後期の狂歌師・大田南畝は『手鏡模様節用』の中で、「みなと鼠。此のころ流行して”深川鼠”と云ふ」と書き残していますが、ここでは青に近い鼠色として紹介しています。
また「深川」を冠した色名には、より緑が強い深川御納戸ふかがわおなんどがあります。