苗色(なえいろ)

苗色(なえいろ) 緑色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 苗色(なえいろ)
別名 特になし
系統 緑色系統

苗色の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #94A31D
RGB R:148 G:163 B:29
CMYK C:25% M:0% Y:100% K:30%

苗色について

苗色は植えられた苗が伸び始める頃の色

苗色なえいろとは、少しくすんだ黄緑色のことです。
稲の苗が他に植えられて、根を張り初夏の日差しを受け天に向かって伸び始める頃の稲苗の、少し黒みのある黄緑色を指します。
平安時代から名前が見られ、夏の色として使われました。
平安末期の儀式書「助無智秘抄(じょむちひしょう)」には「苗色は黄気ある青物なり」とあります。
襲の色目にも名があり、「表:淡青 裏:黄」「表:淡萌黄 裏:淡萌黄に黄」などがあります。
室町中期(15世紀後半)、三条西実隆が装束に関する語の起源や意味を記した「装束抄」には、「薄萌黄」とあり、色名は時代により変化して受け継がれてきたようです。
若苗色わかなえいろと同色という説もありますが、こちらのほうが濃い色になります。
染色法は蓼藍で染めた後、黄蘗を染め重ねることで黄緑色を表現します。