色名・別名・系統
| 色名(かな) | 若草色(わかくさいろ) |
| 別名 | 特になし |
| 系統 | 緑色系統 |
若草色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #A2C534 |
| RGB | R:162 G:197 B:52 |
| CMYK | C:38% M:0% Y:100% K:5% |
若草色について
若草色は春に芽吹く若草の色
若草色とは、鮮やかな黄緑色のことです。
春になり、野山にいっせいに芽吹いた若草の色です。
若葉色より濁りが少なく明るい色で、若苗色より緑みが強い色になります。
若草は、その瑞々しさから若い女性に例えられており、伊勢物語の四十九段では「うら若みねよげに見ゆる若草をひとの結ばむことをしぞ思ふ」とあり、男が若草に例えた妹が他の誰かと誰かの妻になることを惜しむ歌です。
源氏物語には「生ひ立たむありかも知らぬ若草をおくらす露ぞ消えむそらなき」とあり、若草とは後に光源氏の妻になる幼き日の紫の上(若紫)のことで、彼女の世話役である尼君が彼女の将来が心配で死ねない、という意味になります。
若草色は明治以降に生まれた色
このように古くから若草という言葉は身近にあったのですが、若草色という色名ができたのは明治時代になってからだそうです。
ちなみに、若葉色も若葉という言葉は古くからありましたが、明治以降に生まれた色です。
杏色や蒲公英色のように、古くからある言葉でも色名になるのは明治以降という事例は割とあります。
