牡丹鼠(ぼたんねず)

牡丹鼠(ぼたんねず) 紫色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 牡丹鼠(ぼたんねず)
別名 牡丹鼠(ぼたんねずみ)
系統 紫色系統

牡丹鼠の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #8F5873
RGB R:143 G:88 B:115
CMYK C:0% M:50% Y:100% K:50%

牡丹鼠について

牡丹鼠は灰色がかった赤紫色

牡丹鼠ぼたんねずとは、灰色がかった赤紫色のことです。
江戸中期に贅沢禁止令が発布され、鼠色ねずみいろが「いき」な色として流行し、牡丹鼠ぼたんねずもその流行の中で産まれました。
牡丹鼠ぼたんねずのような落ち着いた紫色むらさきいろは、江戸時代に書かれた浮世絵の中で芸者の着物などに使われていることが確認できます。

牡丹色ぼたんいろと鼠色を組み合わせたような色といわれますが、不思議なことに江戸時代に牡丹色ぼたんいろは染められていませんでした。
牡丹色ぼたんいろという色名は平安時代からありましたが、明治以降に化学染料が日本に輸入されてから使われるようになった色で、牡丹色ぼたんいろが流行する前に牡丹鼠ぼたんねずが流行したといえます。

牡丹は江戸時代でも人気のあった花で、江戸中期の元禄から宝永年間の間には牡丹の栽培が流行し、同時期に発行された「花壇地錦抄」という園芸書には300品種以上のボタンが掲載されており相当な人気があったことが分かります。