色名・別名・系統
| 色名(かな) | 楝色(おうちいろ) |
| 別名 | 樗色(おうちいろ) |
| 系統 | 紫色系統 |
楝色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #998CC3 |
| RGB | R:153 G:140 B:195 |
| CMYK | C:41% M:45% Y:0% K:0% |
楝色について
楝色は栴檀(せんだん)の花の色
楝色とは、少し青みがかった明るい紫色のことです。
楝は栴檀(せんだん)の古名で、楝色は初夏に咲く花の淡い紫色を指します。
襲の色目にも名があり、「表:薄色(紫)、裏:青(緑)」で、着用時期は4月、5月だそうです。
枕草子には「木のさま憎げなれど、楝の花、いとをかし」とあり、清少納言が楝色の花を愛でる様子が書かれています。
平安時代には紫色が至上の色だったため、藤のような紫の花とともに、平安文学に登場しています。
楝はセンダン科の落葉高木で、8メートルほどの高さまで成長します。
平安時代には五月五日の節句の日に、邪気を払うために菖蒲や蓬(よもぎ)と共に飾られていたそうですが、平安後期に書かれた「平家物語」には平宗盛・平清宗の父子の首を掲げるための木として登場します。
この頃から、江戸時代頃まで罪人の首を架ける不浄の木として忌み嫌われたそうです。
