青海原について
青海原とは広大な青々とした海の事
青海原とは、青く広大な海を意味します。
大海原と同じく広大な海を指す言葉で、奈良時代から使われています。
日本最古の歌集・万葉集には「青海原」を含む歌として、大伴家持が詠んだ「青海原(あをうなはら)風波(かぜなみ)靡(なび)き行くさ来(く)さ障(つつ)むことなく船は速けむ」があります。
これは天平宝字一年(757)に渤海という国への大使となった小野田守(おののたもり)の航海の無事を祈った歌で、「青海原(渤海国へ向かう海路)は風も波も穏やかで、行きも帰りもさし障ることなく、船は速いでしょう」という意味になります。
万葉集では、青海原の他に広大な海を指す言葉として、「大海原」「海原」が見られます。
大海原と同じような意味を持ちますが、大海原が未知への挑戦という意味で使われるのに対し、青海原はそのような使い方はされません。
また碧海、蒼海、大海、大洋と同じような意味を持ちます。
