銀箭について
銀箭とは銀の矢のように降ってくる雨の事
銀箭とは、雨を銀の矢に見立てて、空から銀色にきらきら光って見える矢が次々に降ってくる様子を表現した言葉です。
「箭」は矢を意味し、夕立やにわか雨など陽の光に照らされ光る雨を美しく表現しています。
銀箭という言葉は、夏目漱石の草枕で使われてから広く知られるようになったそうです。
作中では「茫々たる薄墨色の世界を、幾条の銀箭が斜めに走るなかを~」と表現されています。
薄墨色は墨を薄めたような灰色で、喪に関する色とされます。
似た表現に「銀竹」がありますが、こちらは銀の竹のように激しい雨を意味します。
