蒼海について
蒼海とは青く広大な海の事
蒼海とは、青々と広がる大海原のことです。
蒼い海という言葉以上に、広大で広がりのあるというイメージを追加した言葉で、詩や文学などの表現として使われます。
古くは滄海と書き、古代中国における青々とした大海原を意味しました。
滄海という言葉は日本には奈良時代には伝わっており、正倉院文書には「鑒真和上 滄海而遙来」とあります。
これは中国唐代の高僧・鑑真和尚が何度も船が難破し、失明したとしても、苦難を乗り越え日本にやってきて仏教の戒律を伝えたことを描写しています。
「滄海桑田(そうかいそうでん)」という四字熟語がありますが、これは大海だった場所が桑田になるような、世の中の移り変わりの激しさを表しています。
元は中国唐代の詩人・盧照鄰の「長安古意」という詩が由来です。
ちなみ「滄海桑田」は「桑田変じて滄海となる」という諺を略したものです。
