色名・別名・系統
| 色名(かな) |
濃紅梅(こきこうばい) |
| 別名 |
特になし |
| 系統 |
赤色系統 |
濃紅梅の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) |
#C93263 |
| RGB |
R:201 G:50 B:99 |
| CMYK |
C:20% M:95% Y:47% K:0% |
濃紅梅について
濃紅梅は着る人が限られた高値の花のような色
濃紅梅とは、紫がかった濃い赤色のことです。
その名の通り濃い紅梅色です。
紅梅色は平安時代を代表する人気の色で、襲の色目の「紅の匂」「紅の匂」などに登場します。
平安文学にも見られる色で、清少納言は「梅は、濃きも薄きも紅梅」といって褒めたたえ、源氏物語には「紅梅」という巻が存在します。
ですが、濃紅梅のような濃い紅染の色は身分の高いもの以外には着ることを禁止されており、許可なく染めると服を切り裂かれるという罰を受けたこともあったそうです。
また紅色を濃く染めるために高価な紅花を大量に使うため、金銭的な面でも着ることができる人は限られおり高根の花とも言える色でした。
源氏物語の注釈書である「花鳥余情」には「今様色トハ紅梅ノ濃ヲ云也。譬ヘバ濃紅ニモ非ズ、色又紅梅ニモ非ズ。半ノ色ニテ此此出来ル色ナレバ今様色ト云ル、大略聴色ト同ジキナリ」とあり、濃紅梅と今様色は同じ色とされていますが、今様色は身分の高くない女官なども身に着けていたとされており、今様色は濃紅梅よりも薄い色とされています。