水天(すいてん)

水天(すいてん) 空・風・雲の色言葉

水天について

水天とは水と天であったり、水に映った空を指す言葉

水天とは、水と天、水と空、海と空、水に映る天のことをいいます。
水天一碧という言葉があり、これはよく晴れた日に、水と空の境界線が無くなったかのように、空と海が青い一つの世界であるかのような光景のことです。
水も空も深く青く染まり、どこからが空で、どこまでが海か分からない、境目を感じさせない美しさを表現しています。
「水天髣髴(彷彿)」と「水天一色」も同じような意味の表現になります。
どちらの言葉も、水平線で空と海が同じ青で混じり合う美しい光景を思い起こさせます。

水天は十二天、つまり仏教における天部の神の一つの名前でもあります。
須弥山の西方に住んでいるとされる水の神で、竜を支配し雨をもたらすことができます。
雨乞いの儀式では、竜神、八大竜王、水天といった神様に祈りを捧げたそうです。