藍媚茶(あいこびちゃ)

藍媚茶(あいこびちゃ) 緑色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 藍媚茶(あいこびちゃ)
別名 特になし
系統 黄色系統

藍媚茶の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #6D6D41
RGB R:66 G:88 B:105
CMYK C:35% M:9% Y:0% K:70%

藍媚茶について

藍媚茶は江戸時代の人気色「媚茶」に藍を足したもの

藍媚茶あいこびちゃとは、茶色がかったくすんだ緑色のことです。
江戸中期に流行したくすんだ緑、今でいうオリーブ系の「媚茶こびちゃ」を藍みがからせたくすんだ緑色を指します。
安永元(1772)年の「諸色手染草」などの染見本帖に見られます。
江戸後期の「手鑑模様節用」の色譜には「藍こび茶、一名りくわん茶」とあり、歌舞伎役者の二代目嵐吉三郎にちなんだ役者色である「璃寛茶りかんちゃ」に似た色と考えられています。
他にも「諸色染手鑑」など江戸後期の染見本帳にその名が見られます。

藍媚茶あいこびちゃ浅黄に下染めし、その上から揚桃皮(ももかわ)と刈安の煮汁で染め、明礬媒染を行うことで染められました。
藍みを出すために、藍を使用しているわけではなく、明礬を媒染に使ったためです。