紅掛空色(べにかけそらいろ)

紅掛空色(べにかけそらいろ) 紫色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 紅掛空色(べにかけそらいろ)
別名 特になし
系統 紫色系統

紅掛空色の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #847FB2
RGB R:132 G:127 B:178
CMYK C:45% M:45% Y:0% K:10%

紅掛空色について

紅掛空色は美しい赤みの明るい紫色

紅掛空色べにかけそらいろとは、少し赤みがかった明るめの紫色のことです。
藍で明るい青空のような空色そらいろに染めてから、紅を染め重ねて作られる上品な紫色を指します。
この色名は染め方をそのまま色名にしており、これは他の紫色との差異をアピールするためでもありました。
紅掛空色は「紅碧べにみどり」と似た色で、江戸時代の染色解説書「手鑑模様節用てかがみもようせつよう」には、「紅碧。俗にべにかけそらいろといふ」とあります。
ここでの「碧」は「緑」ではなく、「青」を意味しています。

紅掛空色は平安文化を感じさせる色

江戸中期から空色そらいろ花色はないろといった先に藍で染めてから、後で紅を掛けるという染色法が現れ、江戸中期好機を通じて流行したそうです。
紅掛空色べにかけそらいろ」以外に「紅掛花色べにかけはないろ」「紅掛納戸べにかけなんど」という色名が生まれています。
この藍と紅で染める色というのは、平安時代の貴族の間で愛された二藍ふたあいという色に通じるものがあり、「手鑑模様節用」には「紅かけ花色。古、薄ふたあい」と書かれています。