赤銅色(しゃくどういろ)

赤銅色(しゃくどういろ) 赤色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 赤銅色(しゃくどういろ)
別名 特になし
系統 赤色系統

赤銅色の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #7A1612
RGB R:122 G:22 B:18
CMYK C:0% M:90% Y:79% K:60%

赤銅色について

赤銅色は真っ黒に日焼けした肌の色

赤銅色しゃくどういろとは、茶がかった暗い赤色のことです。
赤銅は古くからある金属ですが、色名として登場したのは明治以降の文学作品で、真っ黒に日焼けした肌の色を赤銅色しゃくどういろとする使い方が多用されたため、一般に広まり定着するようになりました。

ですが赤銅は銅に少量の金を加えた合金のことで、色は赤ではなく青から紫の間の暗い色です。
金を加えた段階ではあまり色の変化は見られませんが、緑青・丹礬・明礬などを混ぜた液で煮る「煮色仕上げ」と呼ばれる発色処理をすることで、表面に酸化被膜(錆)を人工的に付けて黒・青・紫などの色をつけることができます。
煮色仕上げをした赤銅はやや青みがかった黒色で、より青みがかったものを烏金(うきん)、紫がかったものを紫金(しきん)といい、これが本来の赤銅色です。

赤銅は平安時代末期から鎌倉初期にあたる十二世紀に、漆に代わって鍔や目貫などの刀装具として用いられるようになりました。
光沢のある青紫がかった色合いが独特の高級感を表すとされ愛用されたそうです。
明治時代になり方なの需要が減ると、明治政府の輸出政策に後押しされ、赤銅の技巧を活かしたヨーロッパ向けの装飾品が作られるようになりました。