白橡(しろつるばみ)

白橡(しろつるばみ) 茶色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 白橡(しろつるばみ)
別名 白橡(しらつるばみ)
系統 茶色系統

白橡の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #D1BAA8
RGB R:209 G:186 B:168
CMYK C:0% M:13% Y:20% K:20%

白橡について

白橡はドングリで染めた薄い茶色

白橡しろつるばみとは、白がかった薄い茶色のことです。
橡は櫟(くぬぎ)の古名で、その実の団栗(どんぐり)を材料にし、媒染を使わないで染めた薄い色のことです。
「しらつるばみ」ともいいます。

鉄媒染だと黒い黒橡くろつるばみに、灰汁媒染だと黄色い黄橡きつるばみになります。
白橡しろつるばみは天皇の「ケ(日常的)」の袍の色であり、また奴婢(下男下女)まで着用が許された服色だそうです。

橡とつく色名に赤白橡あかしろつるばみ青白橡あおしろつるばみがありますが、天皇や上皇が使う禁色で、どちらも橡を使わずに染める色です。

「正倉院文書」の奉寫一切經所告朔解には、
雜色 <あしぎぬ>七十三匹四丈九尺
 七匹緑纈綾 <あしぎぬ>
 一匹縹纈綾 <あしぎぬ>
 六匹緋 <あしぎぬ>[欠一丈一尺 見五匹四丈九尺]
 廿匹緑東 <あしぎぬ>
 十匹中緑 <あしぎぬ>
 卅匹白橡 <あしぎぬ>
とあり、白橡しろつるばみがあしぎぬ(絁)とよばれる国産の太くて粗い糸で織られた絹の色として記録されています。