色名・別名・系統
| 色名(かな) | 卯の花色(うのはないろ) |
| 別名 | 卯花色(うのはないろ) |
| 系統 | 白色系統 |
卯の花色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #F4F6EF |
| RGB | R:244 G:246 B:239 |
| CMYK | C:1% M:0% Y:4% K:2% |
卯の花色について
卯の花色は空木(うつぎ)の花の色
卯の花色とは、わずかに黄緑がかった白色のことです。
卯の花とは、初夏に小さく白い花を枝一杯に咲かせる空木(うつぎ)のことで、密集して咲く小さな白い花は雪や白波にも例えられます。
卯の花色はその花色である白色のことで、白い色の文学的色名として知られています。
平安時代には、卯の花が雪のように白く可憐に咲く様から「雪見草」とよばれたことから「雪かとまごう」と形容され、平安時代の白色の代表的な色名でした。
卯の花は、ユキノシタ科ウツギ属の落葉低木で、日本各地に分布し、生垣や庭木として用いられます。
空木(うつぎ)という名前は、幹が中空であることから命名され、卯月、現在の5月に咲くとされますが、実際に咲くのはもう少し後になります。
卯の花はホトトギスとともに平安朝の昔から夏の訪れを告げるシンボルになっており、俳句でも夏の季語になっています。
かつて蝦夷との境目だった白川関は卯の花が咲き誇る場所として有名で、ここを訪れた松尾芭蕉は「卯の花をかざしに席の晴着かな」という歌を残しました。
襲の色目にも名があり、卯花「表:白 裏:青」で夏に着るとされます。
この色目は初夏、青葉を背に花を咲かせる卯の花を表しています。
