黄唐茶(きからちゃ)

黄唐茶(きからちゃ) 茶色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 黄唐茶(きからちゃ)
別名 黄唐茶(きがらちゃ)、黄枯茶(きからちゃ)、黄雀茶(きからちゃ)
系統 茶色系統

黄唐茶の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #A5762F
RGB R:165 G:118 B:47
CMYK C:0% M:34% Y:80% K:40%

黄唐茶について

黄唐茶は江戸時代の着物の流行色

黄唐茶きからちゃとは、黄みがかった少し濃い茶色です。
黄唐茶きからちゃは黄色い唐茶という印象で、唐茶と同じく唐茶と同じく「色道大鏡」にて遊郭に着ていく色とされており、男性がお洒落をして遊びに行く時の服色と言えます。。
江戸前期から中期に人気だった色で、井原西鶴の「好色一代女」や「日本永代蔵」のような文学作品や、着物の雛型などに多く色出てくるような流行色だったそうです。

黄唐茶は時代と共に変化した色

この黄唐茶きからちゃという色は、江戸前期よりも後期では色合いが変化したそうです。
江戸後期の服装に関する書物である、「手鏡模様節用」では「黄枯茶、古名きはじぞめ、又もくらんいろに同じ、はじ紅葉のいろか」とあります。
少し赤みが加わったように思います。

黄唐茶きからちゃは、後に「黄枯茶」と呼ばるようにもなり、それが木枯茶こがらしちゃになり、最終的に「こがらしちゃ」呼ばれたりしたことで、黄唐茶きからちゃ木枯茶こがらしちゃと同色とされることもありますが、このサイトでは別物としています。
江戸っ子は語呂合わせ・当て字・読み替えなどが好きだったので、そういう混同があったのかもしれません。

話は変わりますが、黄唐茶きからちゃの別名でもある黄枯茶は、料理名になりました。
醤油やだしでご飯を炊いたものを、「黄枯茶飯」と呼びます。
静岡県の遠州地方では、しょうゆで炊いたご飯が桜色のようだとして、さくら飯(さくらごはん、おさくら)と呼び、給食メニューや縁起物として親しまれているそうです。