朽葉色(くちばいろ)

朽葉色(くちばいろ) 茶色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 朽葉色(くちばいろ)
別名 特になし
系統 茶色系統

朽葉色の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #916D4D
RGB R:145 G:109 B:77
CMYK C:0% M:31% Y:50% K:50%

朽葉色について

朽葉色は朽ちていく葉の色

朽葉色くちばいろとは、茶色がかってくすんだ黄色のことです。
朽葉は葉が朽ちて、緑色から黄色や赤い紅葉になっていく様子を指し、朽葉色くちばいろは晩秋になり枯れ落ちて茶色くなった葉の色になります。

平安の人は、葉が落ちていく葉の色に惹かれたらしく、「朽葉四十八色」といわれるほど多くのバリエーションを生み出しました。
「枕草子」や「源氏物語「平家物語」には、様々な朽葉色くちばいろが登場します。
朽葉色くちばいろのバリエーションは、赤みの強い赤朽葉あかくちば、黄色に近い黄朽葉きくちば、青みの強い青朽葉あおくちばの三系統に分けられます。

季節順に並べると青朽葉あおくちばが夏に落ちる葉、秋になり黄色くなった葉が黄朽葉きくちば、その後赤くなった葉が赤朽葉あかくちばになります。
青朽葉あおくちばを除いた朽葉色くちばいろは、支子(クチナシ)と紅花の配合を変えることで染められていました。

江戸時代には黄枯茶と混同されるようになりました

江戸時代になると、染色に関する文献の中に黄枯茶きからちゃという色の別名として「朽葉」が登場します。
黄枯茶きからちゃは濃い茶系統の色であり、平安時代の朽葉色くちばいろとは色味が違います。
こちらの暗い朽葉色くちばいろは井原西鶴の日本永大蔵にも登場し、女性の着物の地色として使われていたそうです。