色名・別名・系統
| 色名(かな) | 芝翫茶(しかんちゃ) |
| 別名 | 特になし |
| 系統 | 茶色系統 |
芝翫茶の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #B7705A |
| RGB | R:183 G:112 B:90 |
| CMYK | C:0% M:50% Y:50% K:30% |
芝翫茶について
芝翫茶は三代目中村歌右衛門が好んだ色
芝翫茶とは、とは、赤みの明るめの茶色のことです。
江戸時代の(歌舞伎)役者色の一つで、三代目中村歌右衛門が好んだ色として知られます。
色名は三代目中村歌右衛門の俳号が「芝翫」だったことに由来します。
小柄で平凡な容姿でしたが、道外方、立役、若衆方、実事、女形の役をそつなこなすなど幅広い芸風を持ち、希代の名役者との評価を得て、歌舞伎通好みと評された役者とされました。
そのためか芝翫茶も通人好みの色とされました。
江戸後期の染色指南書の「手鑑模様節用」には、芝翫茶は栗梅と遠州茶の中間の色と書かれています。
刈安と棗
芝翫と名の付いたものは芝翫茶以外にも存在します
三代目中村歌右衛門は文化・文政・天保(1804~1843)の頃に、京都・大阪で活躍した歌舞伎役者で、同時代に絶大な人気のあった二代目嵐吉三郎(俳号は璃寛)と並ぶ人気を誇りました。
二人の好んだ芝翫茶と璃寛茶は京大阪で広く知られるようになりました。
璃寛が好んだ柄は「璃寛縞」として知られるようになりましたが、芝翫が好んだ柄もまた「芝翫縞」として名が付きました。
芝翫縞は四筋に鐶つなぎを配した柄で、元は「四鐶縞(しかんじま)」といいましたが、四鐶と芝翫が読みが同じなこともあり、「芝翫縞」と呼ばれたそうです。
