青嵐(あおあらし)

青嵐(あおあらし) 空・風・雲の色言葉

青嵐について

青嵐とは初夏に青葉の間を吹き抜ける強い風の事

青嵐とは、初夏になり青葉が生い茂る中を吹き抜ける強い風のことを嵐に見たてた言葉です。
初夏の清々しさと生命力に溢れた様子を表した言葉であり、夏の季語でもあります。
ちなみに強い風ではなく、優しい風の場合は「緑風」になります。

平家物語には「白雲跡を埋んで、ゆき来の道も定かならず。青嵐夢を破って、その面影も見えざりけり」とあり、「青風」を「青々とした山気」としています。
山気とは山の冷たい空気や靄、霧のことです。
「せいらん」と音読みにすることはあまりなく、まれに俳句などで「せいらん」と読むことがあるそうです。

似た意味の言葉に「薫風」があります。
「薫風」は初夏の若葉や青葉の香りを感じさせる風を表し、色よりも匂いを表現する言葉です。