万緑(ばんりょく)

万緑(ばんりょく) 花・草木・山の色言葉一覧

万緑について

万緑とは夏の野山に生い茂る一面の緑の事

万緑とは、夏に木々が生い茂り、見渡す限り一面の緑に囲まれた状態のことをいいます。
中国北宋時代の政治家で詩人・王安石が書いた「石榴詩」の中の「万緑叢中紅一点」という句に由来します。
見渡す限りの緑の中に、赤い花が鮮やかに咲く光景を表しており、そこから平凡な物の中にある優れたものを讃えたり、男性ばかりの集団内に女性が一人いるという比喩になっていきました。
現在では万緑はあまり使われず、紅一点は一般的に使われています。
万緑は夏の季語であり、梅雨以降の夏の強い日差しの中の緑を表すのにふさわしい言葉です。