金風について
金風とは秋に吹く風の事
金風とは、秋に吹く風のことをいいます。
金は古代中国における五行思想の中で秋を示しており、そのため金風は秋の風を意味します。
秋に日の光を浴び、金色に光る収穫前の稲穂に吹く風を思わせることもあり、実りを表す風とも言えます。
また金風は晩秋に吹く風も表しており、中国の仏教書「碧厳録」の中で雲門禅師に対してある僧が、木枯らしが吹き木々の葉が枯れて落ちる様をどう思うかと問うと、雲門禅師は「体露金風」と答えます。
秋風により木の葉が全て落ちて隠されていた幹や枝が全て現れるように、生命の終わりや人生の老いや衰えをありのままに受け入れることを表現しています。
