白雲について
白雲とは空に浮かぶ白い雲を文学的に表現したもの
白雲とは、よく晴れた日に空に浮かぶ白い雲であったり、山にかかる白い雲を指した言葉です。
詩歌や禅の教えでよく使われます。
文学的表現としては、雲が空に沸き上がる様子を「白雲が立つ」、その雲が消えていくことを「白雲の絶ゆ」のように使われます。
「白雲糸ひけば暴風になる」という言い伝えがありますが、これは低気圧や台風が近づくと、雲の上のほうに風が吹き、雲が流されて白糸を引いたように見えると、その後暴風が来ると言う意味です。
仏教においては、隠遁や純粋で自由な心の比喩として使われます。
「青山元不動 白雲自去来(せいざんもとふどう はくうんおのずからきょらいす)」という禅語がありますが、これは不動の真理を山、湧き出てくる煩悩や妄想を白雲に例え、何事にも捕らわれない自由な心であることを説いています。
読みは「しらくも」と「はくうん」と二つありますが、圧倒的に訓読み「しらくも」が使われる事が多いです。
