丹花について
丹花とは赤い花、また美人の唇の事
丹花とは、赤い花のことです。
「丹」は古くは「あか」と呼ばれ赤土を意味する言葉で、赤色全般を指す古語です。
「丹色」という色名も存在し、くすんだ橙色を指します。
また美人の赤い唇のことも意味し、「丹花の唇」とは鮮やかな赤い花のような美人の口元のことです。
大正・昭和期の小説家・岡本かの子は「赤は勤し(つとし)」にて、「丹花を口に銜(ふく)みて巷を行けば、畢竟(ひっきょう)、惧(おそ)れはあらじ。」と書き、赤い花を口にくわえて街を歩く女性の姿からは大正ロマンがかいま見えます。
