鬱蒼(うっそう)

鬱蒼(うっそう) 花・草木・山の色言葉一覧

鬱蒼について

鬱蒼とは辺り一面樹木が生い茂って薄暗い事

鬱蒼とは、樹木が生い茂って、中だけでなく周囲も薄暗い様子のことをいいます。
似た意味の言葉に「黒々」があり、木々が隙間なくびっしりと生える様子を表しますが、鬱蒼は黒々より得体の知れなさや、何が潜んでいるか分からない不気味さが感じられます。
小説のような文学作品で奥に入りにくい様子の森を「鬱蒼とした森」と表現することが多いですが、これには森自体が入られることを拒否している様子が感じられます。
鬱蒼と同じく「こんもり」にも木が薄暗くなるほど生い茂るという意味があります。
島崎藤村の「並木」では「鬱蒼とした欅」と書いて「こんもりとしたけやき」と読ませています。