碧空について
碧空とは晴れ渡った青い空の事
碧空とは、青く晴れ渡った空のことをいいます。
似た意味の言葉に「青空」「碧天」や「碧落」があります。
碧空は中国で古くから漢詩などで使われた言葉で、後に日本に伝来しました。
例えば、唐代の詩人・李白の「黄鶴楼送孟浩然之広陵」という詩には「孤帆遠影碧空尽、唯見長江天際流」という一節があります。
李白が船に乗った友人を見送った時の様子を表しており、「遠くに見える船の帆が青空の彼方(碧空)に吸い込まれていくように消え、長江がどこまでも続く空の果てに流れて行くのを見るばかりだ」という意味になります。
また「碧」は深い青色以外に、美しい宝玉、石のことも指します。
碧玉は微細な石英の結晶が集まってできた鉱物であり、ジャスパーという宝石の一種です。
色は緑、赤、黄と多彩ですが、青色のものは出雲石とよばれます。
古代日本において、翡翠や瑪瑙とともに重視された宝石です。
「碧」は青色だけでなく、緑色も指す言葉であり、多彩な表現に使われます。
